日産・セレナを中古で購入したいけれど、
「相場ってどれくらい?」「どの年式・モデルを選ぶのがいいの?」「中古車のメリットや注意点は?」
…と迷っている方に少しでも参考になればと思い情報をまとめました。
この記事でわかること:
- セレナの特徴やメリットデメリット
- 中古車で探すときのポイント
- 2025年中古車市場の相場感
※相場部分は定期更新し、最新情報を反映していくので安心して参考にしてください。
日産セレナ歴代モデル

日産の代表的なファミリーミニバンのセレナ。まずどんなモデルがあるのかおさらいするね!
初代(C23型・1991–1999)
- バネットから独立したミニバンとして登場
- 後輪駆動ベースで実用性重視の設計
- ファミリーユースに強みを持つ初期モデル
2代目(C24型・1999–2005)
- ワゴン専用の低床プラットフォームに刷新
- 前輪駆動+CVT採用
- 両側スライドドアを初導入し、利便性が大幅に向上
3代目(C25型・2005–2010)
- 室内スペースがさらに拡大
- 安全装備を強化
- スズキに「ランディ」としてOEM供給も開始
4代目(C26型・2010–2016)
- S-HYBRID(簡易ハイブリッド)を初搭載
- 燃費性能が向上
- 内外装デザインや居住性も刷新
5代目(C27型・2016–2022)
- ProPILOT(自動運転支援)を初採用
- 2018年には e-POWERハイブリッド を追加
- 2019年にマイナーチェンジでデザイン一新
6代目(C28型・2022–現行)
- ProPILOT 2.0対応(条件に応じて手放し運転可能)
- 2列目にキャプテンシートを設定
- 静粛性・室内質感を強化
- e-POWERシステムを継続搭載

30年以上続くロングセラーモデル。長く選ばれ続ける理由があるんだね。
中古車セレナの狙い目モデルは?
🔹 4代目(C26型・2010〜2016年)
- 特徴:S-HYBRID(簡易ハイブリッド)搭載で燃費改善、室内空間も広い。
- メリット:価格が安く、3列シートミニバンとしてはコスパ抜群。
- デメリット:安全装備が古め、走行距離多めの個体が多い。 👉 予算を抑えて大人数車を探す人向け
🔹 5代目(C27型・2016〜2022年)
- 特徴:ProPILOT(運転支援)を初搭載。2018年からe-POWERモデル追加。
- メリット:自動運転支援やハンズフリースライドドアなど快適機能が豊富。
- デメリット:初期のe-POWERはバッテリー劣化やCVT系の不安報告も。 👉 装備の新しさと価格のバランスが良い。最もおすすめの世代!
🔹 6代目(C28型・2022年〜現行)
- 特徴:ProPILOT 2.0対応、内装質感と静粛性が大幅アップ。
- メリット:最新装備、安全性・快適性とも最高レベル。
- デメリット:中古相場がまだ高い(新車とあまり差がない)。 👉 予算に余裕があり、最新装備を求める人向け
セレナのメリット
1. 広い室内と使い勝手
- ミニバンの中でも室内空間はトップクラス。
- 多彩なシートアレンジ(ベッド風やベビーモードなど)が可能で、家族連れやアウトドアにも便利。
2. 価格が割安
- 登録から数年落ちの中古なら、新車に比べて大幅に安く手に入る。
- ライバルのトヨタ ノア・ヴォクシーよりも 中古相場が安め に設定される傾向。
3. 先進装備を安く手に入れられる
- 5代目(C27型)以降は ProPILOT(運転支援) 搭載車も多く出回っており、中古でならお得に先進機能を体験できる。
- e-POWERモデルなら静かで燃費も良く、長距離移動に強い。
4. 乗り心地の静粛性
- もともと静かな室内設計なので、中古でも快適性は十分に維持されている。
セレナのデメリット
1. 故障リスク(CVT・電装系)
- 日産車全般に多い指摘で、CVT(無段変速機) の耐久性に不安あり。
- e-POWERやS-HYBRIDでは オルタネーター・バッテリー関連 の故障報告も。
2. リセールバリューが弱め
- 中古で買う分には安くてメリットだが、売るときには値落ちが激しい。
- ノア・ヴォクシーと比べると査定は低くなりやすい。
3. グレードや装備の差が大きい
- 同じ年式でも「S-HYBRID」か「e-POWER」かで走行性能や維持費がかなり違う。
- 中古市場では状態・装備のばらつきが大きく、慎重に見極めが必要。
4. 大きさゆえの取り回し
- 室内は広いが、狭い道や駐車場では扱いにくいと感じる人も。
中古車を探すときのポイント・グレード解説
- コスパ重視なら → 4代目 C26型
- バランス最強なら → 5代目 C27型(特にe-POWER後期モデル)
- 最新志向・安全性重視なら → 6代目 C28型

おすすめは 5代目C27(2019年以降のマイナーチェンジ後) です。
理由は「装備が充実していて、中古価格も手頃、安心感も高い」からです✨
日産・セレナ【2025年度版】最新中古相場情報
世代 | 年式 | 中古相場(目安) | おすすめポイント |
---|---|---|---|
C26(第4世代) | 2010–2016 | 約30万〜85万円 | 価格重視で大人数向けに最適 |
C27(第5世代) | 2016–2022 | 約77万〜240万円 | 装備と価格のバランスで最もおすすめ |
C28(第6世代) | 2022–現行 | 約270万〜 | 最新装備・安全性を求める方に最適 |
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